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プロフィール
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河野 美砂子(こうの みさこ) |
2023年6月に、新ウェブサイトに移行しました。
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ピアニストとしての経歴
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2015年度 第35回藤堂音楽賞受賞。
京都市生まれ。京都市立堀川高校音楽科、京都市立芸術大学音楽学部卒業。芸大卒業後、ピアノを井上直幸氏に師事。
1981年、京都府立文化芸術会館にてデビューリサイタル開催。
1982年渡米、ロスアンジェルスにてJ.ペリー氏に師事する傍ら、P.ニューバウアー氏(元ニューヨークフィル主席ヴィオラ奏者)と共に、カリフォルニア、アリゾナ、ニューメキシコ各州にてコンサートツアー。
その後、渡欧。83年〜84年ウィーン国立音楽学校のE.ウェルバ教授の歌曲伴奏のクラスに通う一方、フライブルクのE,ピヒト=アクセンフェルト女史のもとでさらに学ぶ。
85年帰国後、ソロリサイタルシリーズ〈シューベルトとシェーンベルク〉を五年間にわたり開催、95年および96年には、そのまとめとして二晩にわたる連続リサイタルを、京都、大阪、東京にて開催した。
88年淡路島国際室内楽コンクール優秀賞。
室内楽では、P.カルミレッリ氏(元イ・ムジチ合奏団主席ヴァイオリン奏者)、J.ベーカー(ニューヨークフィル首席フルート奏者)、J.ワトソン(フィリップジョーンズアンサンブルのトランペット奏者)を始めとする内外のソリストとの共演の他、ベートーヴェン「ピアノとヴァイオリンためのソナタ」全10曲、同「ピアノとチェロのためのソナタおよび変奏曲」全8曲、同「ピアノトリオ」全9曲等をシリーズで企画、演奏した。
1998年、愛媛県伊方町立伊方中学校の校歌を作曲(作詞・坪内稔典)。
1999年より2006年まで、長野県戸隠にて「お話と朗読と音楽の夕べ」において、8回にわたり、河合隼雄氏、谷川俊太郎氏と共演。
06年、ソロリサイタル【モーツァルトに会いたい】を京都芸術センター講堂にて開催、従来とは違った形の音楽会が反響をよび、シリーズ継続が決定した。
07年夏に【モーツァルトに会いたい・2】(室内楽特集・「ピアノトリオ」「4手のピアノ曲」)を開催。
2008年3月、【モーツァルトに会いたい・3】(マニアックモーツァルト)では、詩人の谷川俊太郎氏の自作朗読やお話とともに、ソロ演奏をおこなった。2008年11月には【モーツァルトに会いたい・4】(ピアノで聞くオーケストラの作品)を、2009年3月には、【モーツァルトに会いたい5・最終回】(ピアノコンチェルト)を開催した。
その他、各地の音楽祭出演、オーケストラとの共演、通奏低音(チェンバロ)等、広い分野での演奏活動を行うほか、全日本学生音楽コンクール(毎日新聞社主催、NHK後援)などコンクール審査員も務める。
フォルテピアノ(初期のピアノ)にも興味を持ち、コンラート・グラーフ製の楽器を使い、シューベルトの室内楽演奏会を開催した。
2010年より、2台のピアノによる【モーツァルト ピアノ協奏曲全曲演奏会】を開催。
作曲年代順に演奏する形で、共演は、上野 真 氏。
毎回、全2回公演で、第1日目は河野がソロ、上野氏がオーケストラパート。翌日は、同じ曲を上野氏がソロ、河野がオーケストラパートを受け持つ形で、2016年3月に第7回をもって完結した。
また、演奏付き講演会を2006年より開始、「作曲家シリーズ」や「和音のフシギ」「日本人とピアノ〜絶対音感って?」など多彩なテーマを取り上げ、今までに100回近くを開催している。
上記の近年の具体例としては、「モーツァルトの光と翳」(全7回)シリーズが終わり、シューベルトを取り上げたあと、「生演奏でバッハを」と題したシリーズを、約三年にわたり開催した。バッハの内容としては、以下の通りである。「インヴェンションとシンフォニア」(全30曲)、「フランス組曲」(全6曲)、「イギリス組曲」(全6曲)、「パルティータ」(全6曲)、および「イタリア協奏曲」+「フランス風序曲」のあと、1年間、計8回にわたり「ゴルトベルク変奏曲」の全30変奏曲を毎回5曲ずつ生演奏+解説。最終回には全30変奏曲を通奏した。
2020年9月からは、生誕250年のベートーヴェン「ピアノソナタ」を10回にわたって取り上げた。
その後、2022年度は「なつかしいピアノ曲」(6回)を開催。
2023年4月からは「ショパン〜「マズルカ」全曲演奏でたどる生涯」を開催予定。
2012年より、京都府亀岡市の生涯学習市民大学の講師として、毎年1回「演奏+お話」の講座を受け持っている。「モーツァルトの光と翳」「チェロとピアノのひととき」「歌とことば
― ソプラノとともに」「フルートの調べでつづる音楽史」「ベートーヴェンを聴く」「クラリネットの魅力」「ヴァイオリニスト登場 ― 京響コンサートマスターを迎えて」「オーボエってどんな楽器?」など。
2023年は「ブラームスはお好き?」開催予定。
現代ピアノとは別に、クラヴィコードの奏法の研究、演奏も積極的に行っている。
97年より02年まで大阪音楽大学大学院(室内楽)非常勤講師、2000年より04年まで京都大学医療技術短期大学部(芸術学)非常勤講師、95年より2022年3月まで京都市立芸術大学音楽学部(ピアノ)非常勤講師。
2014年 第29回摂津音楽祭伴奏賞受賞。 2015年度 第35回藤堂音楽賞受賞。
新聞各紙などにたびたびエッセイが掲載され、そのうちの2編が、高校および大学入試問題に取り上げられた。 |
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歌人としての経歴 |
92年、塔短歌会に入会。
95年第41回角川短歌賞受賞。
04年、第一歌集『無言歌』(砂子屋書房)を刊行。
同歌集により、第5回現代短歌新人賞受賞。
2015年5月、第二歌集『ゼクエンツ』(砂子屋書房)を刊行。
2016年4月、同歌集により第12回葛原妙子賞を受賞。
●毎月第1土曜日(10時30分〜12時30分)、京都リビング新聞社カルチャー倶楽部にて【新・短歌教室】を開催している。
●奇数月第3日曜(午後1時15分〜4時)、ウィングス京都(京都大丸北)にて「アーモンドオレ歌会」開催中。
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◆ 06年秋以降に開催した演奏会(演奏付き講演会を含む)は、コンサート情報をご覧下さい。
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