モーツァルトに会いたい・4〈ピアノ連弾で聞くオペラと交響曲〉
◇ピアノ・河野美砂子 小石みなみ 岡部佐恵子
当日のプログラムノート と チラシ
■2008年11月24日(祝) 午後3時開演(2時30分開場)
■ 京都芸術センター 講堂
四条烏丸(24番出口)から西北へ徒歩5分(室町通錦上がる東側)
■プログラム
・オペラ「魔笛」KV620(ツェムリンスキー編曲)より抜粋(1791年)
ピアノ・小石みなみ+河野美砂子
・交響曲第41番「ジュピター」KV551全曲(1788年)
ピアノ・岡部佐恵子+河野美砂子
シリーズ4回目の今回は、ピアノ一台を2人で弾く「連弾」という形で、モーツァルトのオペラ、オーケストラの響きを楽しんで頂きます。
若いピアニストである小石みなみさんと岡部佐恵子さんの共演です。
まだラジオや再生装置が発明されていなかった19世紀のヨーロッパでは、家庭で音楽を楽しむために、ピアノの連弾によってオペラやオーケストラの作品がさかんに演奏されていました。
今回は、その当時の楽譜を使用し、もと明倫小学校講堂のグランドピアノ・ペトロフを囲む形で、皆さんとともにモーツァルトの音楽を楽しみたいと思っております。
モーツァルトは、自分自身を「オペラの作曲家」と自負していたことでもわかるように、生涯にわたって多くのオペラを作曲しました。
その中でも「魔笛」は特に印象的な作品です。
今回は、19世紀末ウィーンの音楽家として高名なツェムリンスキーの編曲楽譜を使用しますが、数々のアリアなど、どのような響きになるか楽しみです。
また、交響曲「ジュピター」は言わずと知れた名曲。
4手による演奏で思わぬ発見があるかもしれません。
一方、もと明倫小学校の歴史ある空間と、そこに伝わる約100年前のピアノ・ペトロフの響きも興味深いところです。
ペトロフは現在修理中ですが、修繕後、その響きがどのように変化するでしょうか。
「モーツァルトに会いたい」シリーズの京都芸術センターにおける公演は、今回で最後となりますのでお聞き逃しのなきよう。
■チケット 前売り一般2000円 学生1000円(当日各500円増) 自由席・200名限定
・前売り券は完売しました。(11月16日)
・当日券は、11月24日当日午後2時より、30枚程度発売します。
■申込・問い合わせ コンサートモーツァルト
※受付次第、振込用紙同封の上、チケットお送りします。
・電話 075-432-0032 (月~金曜日・10時~5時、土曜日・10時~12時)
・ファクス 050-1359-4384
・メール
◆過去の「モーツァルトに会いたい」1~3の軌跡は、こちらにアップしました。