河合隼雄さんが大好きだった戸隠の会、「戸隠ありったけ」(長野県戸隠中社)で、河合さんを偲ぶ会が開かれました。昨年まで、毎年1回、計8回開催された「お話と朗読と音楽の夕べ」の会です。
この日は、山田馨さんのお話、河合さんの初期のころのフルート演奏ビデオ鑑賞、谷川俊太郎さんがご自身の詩を朗読、河野美砂子がピアノを演奏しました(バッハ「主よ人の望みの喜びよ」、モーツァルト「ロンド・ニ長調」、シェーンベルク「6つの小品Op.19より」、シューベルト「ソナタ・遺作・変ロ長調より」 )。
その後、何人かの長年のお客様が、それぞれの河合さん体験をお話されました。
谷川さんがこの日のために書き下ろされた詩は、この会の最後に、谷川さんご自身によって朗読されました。
この詩は、河合隼雄さんの最後の著作となった「泣き虫ハァちゃん」(新潮社)の最後にも載っています。